沖縄ダイビング アクアデートの2004年1月から2008年8月13日までの日記です・・・

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2005/03/27(日) ダイビングとクジラ
【タマルル】気温20度、水温22度、透明度26m、流れ少しあり。
【儀志布西】気温20度、水温22度、透明度20m、流れ少しあり。

 今日のゲストは日本のアチコチから集まった女性5人組、別名「チームグレイ」と一緒にケラマで体験ダイビングを行いました。

 海はかなり荒れていてけっこう揺れましたが、ポイントに到着すると水面はちゃぷちゃぷしてますが、中は穏やか〜。そしてかなり綺麗です。
 体験ダイビングの説明をしてまずは3人でエントリー。耳抜きも最初はちょっと慣れませんでしたが、一度コツを覚えたら全然OK。少し流れがあったので、引っ張りながら移動します。
 サンゴの根から根へ移動すると、ヒフキアイゴやオヤビッチャ、ヤマブキベラ、ハマクマノミ、でっかいタマンにサザナミヤッコなどなど。
 砂地の上では宇宙遊泳してるみたいで、不思議な景観に感動されてるようでした。
 続いて2人でエントリー。耳抜きも問題なく、綺麗はサンゴの上をゆっくり進みます。今回はデジカメレンタルされたので、アチコチで写真を撮りまくってました。下の写真もゲストが撮影したものです。中々上手ですよね。

 儀志布西に移動して少し休憩後、元気に2ダイブ目。今度は少し深いところにアンカーを打ってゆっくり潜降します。
 こちらもサンゴが綺麗です。少し水は濁ってましたが、スズメダイ、クマノミ、でっかいシャコ貝、クロナマコなどなど。
 残念ながらニモがいるところまでは遠くて行けませんでしたが、ドリーが一匹居ました。

 エキジットして、暖かい沖縄そばとおにぎりの昼食で休憩したあと、今度はスノーケリングで遊びました。水面が流れていたので、かなり体力を使ったようですが、皆さん元気です。水面近くのグルクンやスズメダイに見入ってました。

 帰りもかなり荒れていたのですが、皆さんキャビンで就寝タイム。チービシの北沖合で、クジラを発見したので、皆さんには起きていただき、クジラ見学です。
 かなり大きめのペアと、船の反対側にもペアがいて、どっちを見たらいいのか悩んでいると、船の前で大きくジャンプ!
 上に飛ぶと言うより横に飛んでまるでイルカみたいでした。
 その後も、船に接近してきたり、大きく尻尾を振り上げたりして楽しませてくれました。

 今日はダイビングも楽しかったし、クジラも見れたし、大満足の一日でしたね。昨日の夜とどっちが良かったですか?(笑)
 また是非遊びに来てくださいね!

2005/03/22(火) クジラの乱舞
 今日はホエールウォッチングに行ってきました。風が強くちょっと心配だったのですが、波はそれほど高くなく、太陽が出てかなりぽかぽかの天気。船のトイレには冷房が入ってました。(^^;)

 40分ほど走り、黒島の北沖合でクジラ発見!
 最初3頭かと思われたのですが、なんと4頭が一緒にのんびり泳いでました。でも時々もう一つ潮が上がります。よ〜く観察していると、なんとクジラと一緒にイルカが2頭泳いでました。
 しばらくは軽く尻尾をあげたり、潮を吹いたりしてゆっくり泳いでいたのですが、他の船も集まり出して10隻くらいで追いかけると、急にヒレを高くあげて水面に叩きつけました。
 それが合図のように、他のクジラ達も、次々に尻尾を水面に何度も叩きつけたり、ヒレを高くあげたり、大きな尻尾を持ち上げたり、一斉に暴れ始め、これはチャンスかも?と思っていたら、

  大ジャンプ!!

ず〜っと待ってた甲斐があり、かなり派手に飛んでくれました。
 みんな大喜びで歓声を上げていると、他のクジラ達もジャンプ!! ジャンプ!!
 計5回も大ジャンプを見せてくれました!しかし…残念ながら写真は失敗。(;_;)

 その後も尻尾を叩きつけるテールスラップや長い胸ビレを叩きつけるペックスラップ、頭を高く上げて叩きつけるヘッドスラップなどなど、沢山のパフォーマンスを見せてくれました。

 今日は天気も良くて、クジラも沢山見れて大満足。ゲストのアキさんも大喜びしていただけました。また是非遊びに来てくださいね!

2005/03/20(日) 穏やか〜でまったり
【タマルル】 気温19度、水温23度、透明度28m、流れ少しあり。
【トウマNo.2】気温19度、水温22度、透明度18m、流れなし。
【自津留】  気温18度、水温23度、透明度30m、流れ少しあり。

 今日は大人数でケラマです。スタッフ3人にゲスト13名。体験4名でファンが9名。さらに船には他のショップさんも乗り合いしてたので、総勢30名以上!さすが連休ですね。

 最初は渡嘉敷のタマルルで、ファンをチーム分けしてエントリー。先日よりかなり透明度が上がってて、とっても綺麗でした。
 サンゴの根の上のスズメダイやブダイ、チョウチョウウオ達もいつもより張り切って泳いでるみたいです。砂地のハゼやトラギス達も、沢山集まってきました。
 先に進むとチビカメ登場。すぐに沖へ逃げてしまったので、写真は撮れませんでしたが、船がこんなに沢山集まってるのにカメが見れるなんてラッキーです。
 砂地を戻ると、石盤の下にツマジロオコゼ。トサカを立てて波にゆ〜らゆ〜らしてました。

 2本目は座間味のトウマへ移動。ここもダイビング船が集まっていて、水中も大賑わいです。さすがにこれだけダイバーがいると、いつも顔を出してるチンアナゴは引っ込んでしまってました。
 沖のエダサンゴの群生にもダイバーが群がり、ちょっと砂を掛けてしまってるみたいです。砂地ではフィンキックに注意しましょうね。
 船の下に戻ってまったり自由時間。皆さんカメラ派が多かったので、アチコチに散らばって激写してました。
 ファンチーム全員で記念写真。スタッフの1人が撮ってくれるとのことで、でじも写真に写りました…と思ったら、泡だらけで全然写ってない!!ダメじゃん。(笑)

 ここで昼食休憩。太陽が出てきて風もほとんど無くなり、全然寒くありません。というより直射日光は暑い。ちょっと日焼けしてしまいました。

 3本目は自津留でドリフト。流れがほとんど無く、ゆっくり進むと、岩の下で寝てるホワイトチップ発見。口をパクパクして笑っているみたいです。
 でっかいチョウチョウコショウダイが岩陰に隠れてました。
 リーフ沿いを進むと、キンギョハナダイ、ハナゴイ、ナンヨウハギ、アカモンガラ、、、グルクンの群れも通り過ぎていきました。

 帰りもほとんど波がなく、暖かな日光を浴びて帰港。今日もまったりのんびりダイビングでした。

2005/03/19(土) 初ファンダイブ!
【神山南ラビリンス】気温17度、水温21度、透明度20m、流れ若干あり。
【ナガンヌ南ブイ】 気温19度、水温21度、透明度20m、流れなし。

 今日は昨年から沖縄にハマってしまい、地元でCカードを取得してからの初ファンダイバー、もちろん沖縄も初!のシンさんとチービシに行ってきました。
 いつも乗る船が午後出港だったので、沖縄本島では珍しい、ジェット船で出港。

 風が強くまだ波も3m近くあるため、北からのウネリを避けて神山島の南、ラビリンスで1本目エントリー。
  潜降すると沖合で砂取りしてるため砂が舞っていて水が濁っていましたが、水中は穏やか。砂地にはトゲチョウチョウウオのペアが、めずらしく砂をつついてま した。神山名物大トンネルに入ると、リュウキュウハタンポ、アカマツカサがごっちゃり。岩陰には人の手のひらより大きいシモフリタナバタウオが睨んでまし た。
 トンネルの中から外を見ると、ブルーが映えてとっても綺麗です。しばし見とれてサンゴの根の上に出ると、ヤマブキベラ、スズメダイたちが寄ってきます。ハナビラクマノミ、ハマクマノミも元気にイソギンチャクに絡んでました。(笑)
 沖のブイ付近ではカマスの群れがゆっくりホバーリング。ゲストのシンさんは、こちらも初デジカメで、激写しまくり。
 ゆっくり泳いでエキジットすると、北風が冷た〜〜〜い(;_;)。
 2本目まで耳管があるので、濡れたスーツを上だけ脱いで休憩。

 他のチームが2本目潜っている間に、船の上でまったり、、、しようと思ったら、結構波があり、ぐらんぐらん揺れてました。でもそれがまた心地よかったりして…(^^;)。

 ナガンヌに移動して2本目エントリー。ここは砂地にナマコいっぱいです。クロテナマコ、クロナマコ、バイカナマコ、ジャノメナマコ、、、1m進む間に10匹はごろごろしてました。
 根の上にはベラ、スズメダイ、ツノダシ、ハタタテダイ、イシガキカエルウオ、ブダイなどが一杯。
  少し進むと、でっかいコブシメが逃げていきました。少し追いかけたのですが、遠くまでいってしまったので、諦めて戻ろうとしたら、もう一匹小柄のコブシメ が居ました。そいつは擬態してごまかそうとしてましたが、無駄なあがきです(笑)。ゆっくり近づいても全然逃げません。エダサンゴの間に産卵中だったみた いです。邪魔しちゃ悪いので、早々に離れました。
 船の下に戻って、カメが居ないか探したのですが、今日は0カメでした。2本目はほとんど移動せず、まったりのんびりダイビング。シンさんも激写しまくり、70枚以上撮影してました。

 エキジットしてすぐにシャワーを浴びて着替え、船の上でまったり食事。その間に他チームがドリフトダイブに行き、上がるのを待って移動。帰りも波は落ちつかず、結構揺れましたが、無事帰港しました。

 今日はケラマまで行けず残念でしたが、ゆっくりのんびりダイビング出来ましたね!いい写真が撮れてるといいですね。
 また是非遊びに来てください!

2005/03/18(金) 苞が落ちた(;_;)
 今日も朝から天気がよくて、洗濯物も良く乾きそうです。風がちょっと強くて店頭の花が心配だったのですが、なんとせっかく付いたブーゲンビリアの苞が落ちてしまいました。
 おそらく水不足だと思われます。冬は水を控えめにするので、2週間以上ほって置いたのですが、最近の天候が良すぎて乾いてしまったみたい。かなり大きくなってて、小さな可愛い花も咲いたのに、とっても残念です。。。
 でも、2つ目の苞が出来ました!ヽ(^_^)〃今度は落とさないように気をつけて管理しなきゃ。葉っぱも沢山ついててとっても元気そう。

 明日はケラマです。どんな魚が見れるかな〜〜。

2005/03/16(水) 天候回復
【真栄田岬】気温23度、水温22度、透明度20m、流れなし。

 今日は朝からいい天気です。風が少し強いのですが、太陽がでて日中の最高気温は24度まで上がりました。だからなのか、真栄田岬では水着だけ着たスノーケラーが沢山、、、いやあ〜いくらなんでもまだちょっと寒いと思うけど。若いって素晴らしいですね!(笑)

 早速1本目は左のドロップオフから-35mの水底へ。ヤシャハゼとヒレナガネジリンボウを激写して、ゆっくり壁際に戻ると、ドロップオフの壁の穴からでっかいウツボが顔を出してました。
 そのすぐ近くに3cmくらいの可愛いコンペイトウウミウシが2匹。ツバメの根を上がっていくと、なんとスプリング(半そで半ズボンのウエットスーツ)を着た外人ダイバーが泳いで行きました。見てるほうが寒くなっちゃうよ。。。
 ツバメの根の上には30cmくらいの大きなカマスが10匹ほど群れていて、のんびり漂ってます。
 アーチの上を抜けてふと目をやると、小さな岩の上でコクテンフグが昼寝してました。近づいても気づきかないので、しばらく見てると、目をキョロっとさせてこちらを見ました。起こしちゃったみたいです。ごめんね〜。
 ツバメウオの子供たちは、水面付近に集まっていてクラゲを食べてます。(笑) あと1〜2ヶ月もするとエントリー口に集まってダイバーから餌をねだるようになるんでしょうか。

 エキジットして駐車場に戻ると、さらにスノーケラーが増えていて、車いっぱい。そのほとんどはレンタカーでした。1時間ほど暖まって2本目。

 まず沖の馬の背へ行ってカクレクマノミを撮影。ここはちょっと遠く、あまりダイバーが来ないのでゆっくり撮影できます。
 のんびり洞窟に向い中に入ると、やっぱり少し濁ってます。これだけダイバーやスノーケラーがいると、仕方ないですね。でも洞窟の中のリュウキュウハタンポやアカマツカサは元気いっぱいでした。
 入り口付近の水面にはスカシテンジクダイの子供が群れ始めてましたよ。もう少しするとここも一杯になるんでしょうね。
 浅場をゆっくり戻ると、太陽がキラキラ輝いて水中がとっても綺麗です。

 今日も綺麗な水中で、まったりのんびり楽しめました。今週末も天気は良いみたいなので、是非遊びに来てください!

2005/03/11(金) 土砂降りの雨、曇り、晴れ、なんだこれ。
【タマルル】気温20度、水温22度、透明度26m、流れなし。
【7番カメ】気温20度、水温22度、透明度25m、流れ少しあり。
【ドラゴン】気温19度、水温22度、透明度23m、流れなし。

 朝から土砂降りの雨…。今日のダイビングはどうなるんだろう?と波乱の幕開けでしたが、出港するころには雨も止み、曇り空の中ケラマへ出発しました。
 海はどんぶらこ〜どんぶらこ〜かなり揺れていて、みなさんちょっと参ってます。

 1本目はタマルルにエントリー。昨日のポイントより南寄りに船を留めて潜降すると、今日も透明度はかなり良く、エダサンゴ、リュウキュウキッカサンゴ、ハマサンゴにはスズメダイ達が群れてました。
  沖に出てカクレのイソギンチャクを見ると、あれ?ちっちゃいカクレクマノミしか居ません。もしかして、また誰かに捕獲されたのか?と心配してたら、イソギ ンチャクの下の方に隠れてました。良かった〜〜。そのイソギンチャクにはアカホシカクレエビも隠れてました。みんな隠れてばっかり…(笑)。
 根の間を通って船に戻ると、サザナミフグ、ハマフエフキが寄ってきます。当然ベラ達も寄ってきて纏わりつきます。そいつらを降りきってエキジットしたら、また土砂降りの雨。空も真っ黒で、今日はちょっと残念なダイビングかも。

 2本目、風が変わりそうなので、座間味の7番でエントリー。ここは別名カメポイントで、かなりの数のカメが見られるのですが、今日ははたして見つかるかどうか。
 南から流れていたので、まずは流れに向って進みます。こちらも大小様々なサンゴの間にスズメダイ達。もちろんベラ、ブダイ、チョウチョウウオも多数泳いでました。
 小さな岩の上に居たオニヒトデを気にしていたら、自分の真下にでっかいカメ!こっちも驚いたけど、向こうも相当驚いたらしく、慌てて逃げて行きました。カメさんごめんね…。
 さらに進むと、今度はさらに大きなカメ。背中にコバンザメをくっつけて悠々と泳いでます。しばらく後を追っていたのですが、沖に行きそうなので諦め、今度は流れに乗って船に戻ります。
  するとまたまたサンゴの根の影からカメ登場。これも大きい。こちらに気づいているようですが、ゆっくり泳いでいたので、ゲストのオグさんと一緒に後を付け ていきました。オグさんが最接近してカメの真横から激写。それでもほとんど逃げる素振りを見せずにモデルになってくれました。
 文字通りカメ三昧でした。(^^;)

 雨は止んで空が明るくなってきて薄曇り。トウマのドラゴンに移動してのランチタイムでは、太陽が顔を出してぽかぽかしてきました。やっぱり晴れると気持いいですね。風は南寄りなので生暖かく、濡れたスーツのままでも寒くありません。

 今日は元気に3ダイブなので、ここドラゴンでエントリー。砂地を進み、飛行機の羽の近くのミナミホタテウミヘビも健在。側に居る猛毒のハナブサイソギンチャクにはカクレエビが全然居ませんでした。どこかにお出かけ中みたいです。
  砂地を上がって、小さなサンゴの根にはいつものようにスカテンの群れ、それを守るユカタハタ、下を覗き込むと、でっかいウツボと鉢合わせ。こんな小さな根 にうまく身体を収めてのんびりしてました。その身体の上でアカスジシラヒゲエビが掃除中。オトヒメエビやスザクサラサエビものんびり…。
 ガレ場に戻ると沢山のウミヘビがにょろにょろ〜。たまに呼吸をしに水面に上がっては、慌てて潜って岩の下に隠れます。

 帰りは風が北に回って大荒れ。船もぐらんぐらん揺れてジェットコースターより強烈でした。ところが帰港すると青空が広がり、すごいいい天気です。なんでもっと早く回復してくれないの?
 でも今日は初ケラマのオグさんと3ダイブ元気に潜れて良かったですね。まだ魚の数は少ないですが、透明度も良く、水中も陸上もそんなに寒くなくてまったりダイビングを楽しめました。また是非遊びに来てください、お待ちしてます!

 残念ながら海は大荒れ、この週末は出港できそうもありません。。。でもビーチはOKですよ。

2005/03/10(木) 鬼退治
【黒島北】 気温20度、水温22度、透明度26m、流れ若干あり。
【タマルル】気温20度、水温22度、透明度25m、流れなし。

 今日も元気にケラマへ行ってきました。空は曇りですが、水中は綺麗です。

 1本目は黒島北のツインロック。このところ北風ばかりで中々潜れなかったのですが、久しぶりにエントリーです。
 潜降すると目に付くのは…オニヒトデの大群! サンゴに覆いかぶさってそこら中に散らばってます。うかつに手を着くと危険なくらい沢山発生してました。やっぱり船やダイバーが入らないと、大量に湧いて出てくるんですね。。。
 そんな中、今日は有志のボランティアでオニヒトデ退治で、黒島にも来てました。スタッフの皆さんハンマーやカニバサミを持参して見つけるとその場で退治。バラバラにされたオニヒトデはサザナミフグやハマフエフキの餌になってました。

 離れ根まで泳ぐと、大潮ですがほとんど流れがありません。でも1mくらいのイソマグロを先頭に、可愛らしいチビマグロが群を成して泳いで行きました。
 ドロップオフの岩棚にはシモフリタナバタウオが岩の外まで出てきてお食事中。でっかいソウシハギやサザナミフグ、ナンヨウハギ、カンムリベラ、カスミチョウチョウウオも沢山。ソフトコーラルの上には無数のキンギョハナダイが群れてました。
 リーフの内側に戻ると、でっかいロクセンヤッコのペア、タテジマキンチャクダイが水路の向こうに消えていきました。

  2本目はタマルルに移動してエントリー。こちらも透明度は良くて、曇りで暗いのですが、流れもほとんどなくまったりできます。北側の根に沿って移動する と、ハナゴイ、キホシスズメ、デバスズメ、アマミスズメなどがエダサンゴの上に沢山群れていて、ヤマブキベラ、オトメベラなどが纏わりついてきます。
  さらに進むと、小さなカメが岩の下に頭を突っ込んで食事中。こちらに全然気づかず、手を伸ばせば届く位置まで来て、写真を撮ってましたが、まだ気づきませ ん(笑)。反対側に回り込んで、やっと気づいたらしく、でも、こちらがゆっくり脅かさないようにしてたので、こちらを伺えながらゆっくりと逃げていきまし た。
 サンゴの向こうに消えたので、少し待ってから覗き込むと、でっかいカメと鉢合わせ。大カメにいたずらされたみたいで、チビカメが反撃。大カメの下唇を噛み、大カメはビクっと身体を震わせて逃げていきました。チビカメちゃん、ナイスファイト!
 大きなリュウキュウキッカサンゴを眺めながら船の下に戻り、砂地でゆっくりしてると、オグロトラギスが寄ってきます。小さな目をキョロキョロさせてじ〜っとこちらを伺って、何事も無かったかのように行ってしまいました。
 近くのイソギンチャクにはセジロクマノミの家族。水路の岩陰には、とってもちっちゃなウミウシが居ました。

 ケラマはやっぱり生物が多いですね。最近この日記も写真だらけになってしまいました。もっともっと沢山居るのですが、さすがに全部は紹介しきれません。是非ご自分の目で確かめてみてください!

 と言うことで明日もケラマの予定です。。。ちょっと波が心配ですが元気に行きましょう!

2005/03/09(水) ケラマでまったり
【儀志布西】気温20度、水温22度、透明度26m、流れなし。

 今日もぽかぽかでいい天気です。海も落ちついて船はのんびりケラマを目指しました。南東の風が生ぬるいです(笑)。

  ポイントは儀志布西。こちらも波はほとんどなく、風も穏やかでゆっくり楽しめそうです。エントリーすると透明度も良し。エダサンゴ、リュウキュウキッカサ ンゴ、ハマサンゴなど珊瑚達がとっても綺麗で、そこに集まるキホシスズメ、ネッタイスズメ、スラスズメ、デバスズメ、ハナゴイ達も元気に泳いでます。
 少し沖にはグルクンやテングハギの群れが水面近くで食事中。岩の上には、ホシゴンベ、メガネゴンベ、サラサゴンベがちょこんと乗っかってこちらを伺ってました。
 小さなハマサンゴには色とりどりのイバラカンザシが一杯咲いていて、花の寄せ植えみたいです。岩陰にウミウシが色を添え、真似をしてヒラムシも這ってます。
 ふと後ろを見るとハマフエフキやサザナミフグが後ろをついてきて、立ち止まるとキツネアマダイやヤマブキベラが纏わりついてきます。イソギンチャクのクマノミ達も元気いっぱいにちょろちょろしてました。

 久しぶりにケラマに来たのですが、サンゴはまだまだ元気で、とっても綺麗な水中に癒されたダイビングでした。
 明日も元気にケラマ行きましょうね!

2005/03/08(火) やっぱり沖縄はこうでなくちゃ!
【真栄田岬】気温18度、水温22度、透明度30m!、流れなし。

 寒い日々も終わり、昨日から太陽燦々、ぽっかぽかの天気です。今日も朝からいい天気で、風も穏やか〜になってきたので、久しぶりに真栄田岬に行ってきました。

 この天気を逃す手は無い、と言うことで、他のショップさんも沢山、体験やスノーケリングのお客さんも沢山いらっしゃいました。ゆっくりセッティングしてスーツを着たら、ちょっと汗ばむくらい暖かです。先週末の寒さはなんだったんだ!(^^;)

 他のダイバーが入る前に、まずは洞窟へ。エントリー口付近の水面には沢山のクラゲが漂っていて、ちょっと恐怖です。すぐに潜降して洞窟に向うと、透明度バツグン!!沖側は軽く30mを超えていて、沖の馬の背のカクレ根が見えています。すごい綺麗。
 洞窟に行くとタテジマキンチャクダイの幼魚やリュウキュウハタンポ、アカマツカサ、水面付近にはまだちょっとですがスカシテンジクダイも群れています。
 洞窟を出て沖の馬の背へ行くと水深-23mのカクレクマノミは健在でした。少しウネリに煽られてゆらゆらしてました。
 ドロップオフに戻ってゆっくり進むと、向こうからウミヘビがやって来ました。黒い物体を付けてると思ったら、ヘラヤガラが並走。ヘラヤガラはこうやって他の魚に寄り添う性質があるのですが、何もウミヘビに寄り添わなくても…(笑)。
  ガレ場のハタタテハゼやヤマブキハゼを見て餌付けの根に戻ると、まだ若いツバメウオが水面近くに沢山群れてました。しばらく見てると、ときどき口をパクパ クさせています。何を食べてるのかな、と見ると、クラゲ。写真では判りにくいのですが、小さなクラゲが沢山漂っていて、それをパクついていました。美味し いのかな?

 1時間以上潜ってさすがに寒いのでエキジット。駐車場に戻ると、さらに車が増えて、ダイビングや観光のお客さんで一杯でした。熱いシャワーを浴びて1時間ゆっくり休憩し、今度は深場のヤシャハゼ探しでエントリー。

 水面のクラゲはほとんど居なくなっていました。まさかツバメウオが全部食べたんじゃないよね?(^^;)
 ツベメの根を超えて一気に-33mまで潜降。ところがヤシャハゼが見つかりません。しばらく探してやっと1匹発見。う〜ん、、、他のダイバーに引っ込まされたかな、、、近くにちっちゃなヒレナガネジリンボウ。いつもはアチコチに居るのですが、今日はこの2匹だけでした。
 水底を這っていくと、ウミウシそっくりなヒラムシや、ちっちゃくて可愛いキリンミノ、これまた可愛いハナミノカサゴが居ました。
  ドロップオフをゆっくり浮上し-20m付近のムチカラマツには、ガラスハゼとムチカラマツエビ。岩の亀裂の奥にはミナミハコフグの幼魚。広場に出ると水面 にカマスとグルクマの群れ。アーチをくぐってアカヒメジ、ハマクマノミなどを見ながら餌付けの根に戻り、安全停止を兼ねて水深3m付近でゆっくりマクロ探 し。タマゴイロウミウシやコールマンウミウシ、コイボウミウシはアチコチにいっぱい。クモウツボが岩の影からこちらを伺い、一気に泳いで行きました。エキ ジットしようと浮上すると、そこにちっちゃなシャコ。普通は岩の下などに隠れるのですが、何故かずっと太陽の光を浴びてました。やっぱり暖かいのかな。

 久しぶりの真栄田岬でしたが、やっぱり沖縄はこうでなくちゃ!って感じです。透明度も良くて海も穏やか、太陽はぽかぽかで風も穏やか。久しぶりにゆっくり出来たダイビングでした。

2005/03/06(日) なんでみんなドライなの?(;_;)
【奥武島】気温10度、水温17度、透明度6m、流れなし。

 昨日に続いてビーチダイビングです。海は中々波が下らず、今日も欠航。。。何時になったらケラマに行けるのやら…。

 今日は体験5名。名古屋からの卒業旅行(もうそんなシーズンなんですね)の女性3名と、千葉のナース2名。
 雨は降ってないけど北風が刺すように痛いです。まずはダイビング経験者のナース2名とエントリー。ん?ふと回りを見渡すと、スタッフがみんなドライスーツ着てる!? おいおいお客さんがウエットなのに楽するな〜〜(笑) 私もドライ引っ張り出そうかな…(^^;)

 透明度は少し回復してて6mくらいでした。オーバーハングの下に行くと、昨日のチョウチョウウオ、ハタタテダイ、クロナマコ…。あのでっかいハナミノカサゴは移動したみたいです。
 ぐるっと回って海草の中にまたまたウミウシ発見。20cmくらいありそうなでっかいムカデミノウミウシでした。
 エキジットすると風が冷たい。すぐ車の中で暖まってもらって、続いて卒業旅行3人組。始めてのダイビングでこんな冷たい海に入ったら、懲りちゃうかな、と思ったら、楽しかった〜と言って戴けました。やっぱり水中で呼吸するのは不思議な体験なんでしょうね。
 オーバーハングの下に行くと、ハナミノカサゴの小さいヤツが岩の上に張り付いてました。他にはソラスズメ、ルリスズメ、トラギスやなぜかギンポが大量に群れてました。

 エキジットするとさらに風が強くなってきたみたいで、少し休憩して今度はみんな一緒に潜ることにしました。ドライのスタッフにお手伝いしてもらいエントリー。あったかそうでいいなあ〜(笑)
 今度は沖合を目指します。ガレ場に紫の綺麗なフシエラガイ(ウミウシ)の仲間が這ってました。クロナマコと遊んで、小さなサンゴの根にミスジリュウキュウスズメ、チョウチョウウオ、でっかいアオヒトデなどを見てエキジット。

 風が冷たいよ〜〜〜、すぐにシャワーを浴びて着替え、車の中で暖まりながらお弁当タイム。
 今日も寒くて、沖縄とは思えないほどでしたが、貴重な体験が出来ましたね。こんなに寒いのに上がってから笑顔で「楽しかった〜」と言っていただけたのが嬉しいです。また是非遊びに来てくださいね!

2005/03/05(土) ありえね〜
【大度海岸】気温7度、水温22度、透明度18m、流れ少しあり。
【奥武島】 気温7度、水温18度、透明度4m、流れなし。

 何が「ありえね〜〜〜」なのか? 沖縄なのに気温7度!?なんじゃあこりゃあって感じですよね。でも東京じゃ大雪だったらしく、日本全国的に寒いそうです。沖縄もその影響なのか明け方の最低気温より日中の最高気温の方が低いという、訳わからん状態です。。。

 そんな中、今日も元気にダイビングです。今日は東京カップル、埼玉−仙台遠距離カップル、そして大阪から1名、計5名でビーチダイビングに行ってきました。
 ホントはボートの予定だったのですが、海は大荒れ。全ての船が欠航になりました…。

 1本目は大度海岸へ。到着したときはまだほとんど人が居なかったのですが、上がってきたら大混雑。沖縄中のダイビングショップが集合したみたいです。(笑)
  小雨がパラつく中、ビーチを歩いてエントリー。水が冷たい!17度くらいしかありません。ちょっと先が怖いですが、そこから延々と水面移動してやっとリー フの水路に到着です。水路の手前でボラの大群が通り過ぎて行きました。水路の両側には綺麗なブルーのソラスズメとルリスズメ、ハマクマノミの大家族もイソ ギンチャクに戯れてました。
 水路を出て潜降すると、割と綺麗で水温も高め。トンネルの手前にリュウキュウハタンポやアカマツカサを見て、でっか いハマサンゴ、穴の奥の方にサメが寝てました。ブダイやベラ、チョウチョウウオをみて浮上。水路に戻ると再びボラの大群がやって来ました。行ったり来たり してるみたいですね。

 エキジットして水から上がると、風が冷たい…。ゲストの皆さんはちゃんと手袋してたので大丈夫でしたが、私の手は真っ赤っか。しもやけになっちゃいそうでした。

 水路が流れ始めてたので、2本目は奥武島へ移動。こちらもかなりのショップが集まってました。
  エントリーして潜降すると、海草がこれでもか!ってくらい纏わりついてきます。。。それを除けながら進むと、でっかいハナミノカサゴ、ハマクマノミ、オグ ロトラギスなど。オーバーハングになんてる岩の下にもハナミノカサゴ、まだ若いロクセンヤッコ、フウライチョウチョウウオ、ハタタテダイなど。
 少し沖に移動したら海草の中に白い綺麗な物体が落ちてました。見るとオオエラキヌハダウミウシ。5cmくらいのでかいヤツがもぞもぞ動いてました。

 風が強くなってきたので、すぐに着替えて片づけ。駐車場に移動してあったかい車の中でお弁当タイムです。いやあ〜〜寒かった〜〜、でも思ったより綺麗だったので良かったですね。明日はどうなるかな。

2005/03/01(火) クジラを探して三千里…
 今日は久しぶりの晴れ。やっぱり太陽が出ると気持いいですね〜。と言うことでクジラを探しに行ってきました。(笑)

  風が強く海はかなり荒れていました。でも天気がいいのでぽかぽか、全然寒くありません。荒れた海をクジラを探しながらケラマの南沖まで行きましたが、今日 はクジラの休日なのか、全然姿を見せてくれません。かなり遠くまできて、今日はダメかな〜と思ったそのとき、遠くに潮飛沫が立ち上りました。
 最初は親子のクジラです。親クジラがぶお〜〜っと潮を上げると、子クジラも真似をしてぷお〜っと可愛らしく潮を吹き上げます。数回吹いて潜降、数分してまた浮上して潮吹き、、何度か繰り返してくれますが、その巨大な姿を見ることができません。
 しばらくするとその先でも大きな潮飛沫が上がりました。単独のオスみたいです。こちらも潜降、浮上を繰り返し、中々姿を見せてくれませんでしたが、最後に大きな身体を水面に持ち上げ、これまたでっかい尻尾を振り上げて潜降して行きました。

 帰りも海が荒れていて、皆さんグロッキーでしたが、天気が良くて寒くなく、海も綺麗で良かったですね。また是非遊びに来てくださいね!

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